相場環境の悪化と岸田政権への「逆風」。
昨日の日経平均は続落。
米国の株安の影響が波及して、
朝方から大きく下げていましたが、
その後は下げ渋りに転じており、
株価位置はほぼ静止した状態です。
もっとも、相場をめぐる環境が、
好転する保証がみられないのは、
前号メルマガ(第435号:8月21日)で、
詳しく点検しているところであります。
実際、米国の「利上げ」への警戒や、
長期金利の不気味な再上昇などで、
昨夜の米国株はまた大きく下げており、
日経平均にもこれが波及しそうです。
上値追いが困難であろうことなどは、
かねてより指摘してきた通りですが、
客観的な情勢自体が厳しくなっています。
岸田政権がコロナ対策を見直し、
「経済重視」に舵を取るかなど、
いくつか注目する点もありますが、
その岸田政権が「逆風」に晒され、
政権基盤が怪しくなっているのは、
なんとも気がかりでもあります。
いずれにせよ情勢は時々刻々と、
大きく変化しつつありますので、
何が相場を動かしていくのかを、
よく見極めていくことによって、
間違った手を打たないように、
よくよく注意したい局面です。
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