「7月相場」と各国の舵取り。
昨日の日経平均は続伸。
買い戻しの流れが継続して、
2万7千円ラインを回復しました。
前号メルマガ(第427号:6月26日)で、
今週の見通しについて述べた通りに、
株価位置もちょうど例のあたりが、
市場参加者に意識された格好です。
もっとも、ここから先の上昇には、
さらなる好材料が必要でしょうが、
昨夜の米国市場で不安が再発して、
大きく下げてしまっているように、
上値をとるのは容易ではありません。
物価上昇を抑制していくために、
「引き締め」の加速が懸念され、
経済の先行きが不安視されますが、
米国の消費者信頼感指数などでは、
景気が減速しつつあることが、
すでに形になって示されており、
今年後半にかけての株価にも、
「暗雲」をもたらしています。
無論、各国とも景気と株価には、
大いに苦慮しているところですが、
具体的にどんな「玉」が出せるか、
しっかり見極める必要もあり、
いずれにせよ予断を許しません。
舵取りの難しい厳しい情勢の中で、
「7月相場」を迎えようとしています。
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