岸田政権下の「政治と株価」。
昨日の日経平均は続落。
少し高く寄り付きはしましたが、
利益確定の売りに押される形で、
前場のうちにマイナス圏に沈み、
下げを広げて大引けとなりました。
海外の不安が後退している上に、
米国で「インフラ投資」が可決して、
株高の機運が維持されていますし、
国内でも総選挙の余波が残っており、
大きく崩れる様子はみられません。
一方、岸田政権が出すという「玉」に、
市場の関心も集中していますが、
前号メルマガ（第394号：11月7日）で、
政府の内情をお伝えしている通り、
具体的な内容がどうなるのかは、
明日から始まる特別国会の後に、
ようやく調整が完了するようです。
市場の期待を裏切らないような、
十分なインパクトのある「玉」が、
本当に出てくるのかどうかの点が、
当面の焦点となりそうですが、
仮に合格点の内容でまとまっても、
「玉」には賞味期限もあるために、
効果が永続するわけでもありません。
政治と市場、政治と株価が直結し、
かつてない緊密さで連動するという、
そういう時代になって久しいですが、
岸田政権下でもその法則は変わらず、
政治の動きに注意は必要ですので、
鋭敏なアンテナを掲げていきつつ、
明日からの特別国会とそれ以降を、
よくよく注視してまいる所存です。
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※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
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