「好環境」と「上値の重さ」と今後の重要日程。
昨日の日経平均は反発。
積極的に買っていくほどの、
目新しい好材料もありませんが、
相場環境は全般的に良好なため、
大きく下げる要素はみられず、
前日の下げを巻き返しました。
米国はやはりインフレ傾向ですが、
金融政策は変わらないとみられ、
長期金利は落ち着いており、
これが株高を支援しています。
メジャーSQもほぼ無風となり、
「2万9千円の攻防」のまま、
来週に向かうところですが、
上値の重さもやや気になりますし、
今月の後半以降にはまたいくつも、
注意すべき事柄が控えています。
日本では国会を閉じた後の方が、
派手な政治日程が並んでいますし、
米国では議会の攻防が本格化し、
混乱の種となることが警戒され、
いずれも市場にどう影響するか、
特に長期的トレンドの観点から、
よく見定める必要がありますので、
次号メルマガ（第373号：6月13日）で、
それぞれに点検をしてみた上で、
夏に向けての相場の展望を分析します。
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