「買い」のエネルギーと「売り」の要因。
昨日の日経平均は反発。
前場で一時は売りに押されて、
マイナス圏まで沈みましたが、
「下がらない」とみるや、
後場では一転して買いが集まり、
2万9千円台を回復しました。
米国の長期金利も落ち着き、
追加の経済対策が決着するなど、
また好環境になってきています。
長期金利が制御された上で、
「バブルの燃料」が続く限り、
バブルが続き得るということは、
前号メルマガ(第359号:3月7日)で、
その理由とともに分析しましたが、
市場にはそうした要因による、
買いのエネルギーも働くため、
売り一辺倒とはいえない状況です。
もっとも内外の課題も大きく、
神経質になる事柄も多いですし、
メジャーSQなどの要因もあって、
不意に大きく動く可能性もあり、
能天気になってよい状況ではなく、
売りの要因も多々、存在するため、
いずれにせよ注意力は必要です。
刻一刻と動く情勢に注視しつつ、
掴むべき好機を見定めていき、
適宜適切な対応がとれるよう、
常に備えておく必要があります。
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