高値警戒と「バブルの燃料」。
昨日の日経平均は大幅反落。
米国市場の大幅安を引き継ぎ、
一時は600円超の下落を記録して、
瞬間的に2万８千円台を割りました。
もっとも大きく下がったところでは、
押し目を拾う動きも出てきており、
終値では大台をキープしています。
「バブルの燃料」が続く限りは、
高値圏を維持する圧力も働くと、
市場参加者も考えていますが、
昨夜は米国政府と議会の双方が、
異様な形の投機的な買いによる、
市場の変動を監視することで、
波乱を防止する姿勢をみせて、
一転して米国株も大幅高に転じ、
これは日本市場にも波及しそうです。
合理的に説明できない高値であるため、
政治的な状況が不穏になるたびに、
高値であることへの警戒が広がり、
振幅の大きな動揺が発生しますが、
日米両政権が市場に配慮して、
しっかり「玉」を出し続けて、
「バブルの燃料」を供給するなら、
まだコロナバブルは継続し得ます。
こうした大きな政治状況の推移を、
しっかりと読み切っていくことが、
何よりも大切と考えられますので、
次号メルマガ（第354号：1月31日）で、
最新情報を織り込んで分析する予定です。
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