「バブルの燃料」はいつ尽きるか。
昨日の日経平均も大幅続伸。
「上がるから買う、買うから上がる」の、
「バブル」ともいえる状況が続いてます。
実体経済が回復する兆しも若干あり、
「パンデミック」の「最初の衝撃」を、
なんとかかわしたことは事実ですが、
政府と中央銀行が供給するマネーが、
実体経済の回復をはるかに上回り、
株式市場の上昇を促進させています。
米中間の貿易関係が破綻しない一方、
米国では第4弾の「経済対策」の期待が、
この株高下でも台頭してくるという、
さらなる「バブルの燃料」もあり、
日経平均もさらに続伸しそうです。
ただし国際情勢と国内政局の方は、
「対立と不安」の構図を深めており、
状況の急変には常に注意が必要です。
いったん「バブル」が発生した以上、
一定の期間、これが維持されるのは、
前号メルマガ等でも申し上げましたが、
「バブル」をもたらした相場環境が、
根本から変化する客観情勢となって、
「バブルの燃料」が尽きるならば、
「逆回転」する危険を孕みますので、
そうした時がやがて来るであろうことを、
頭のどこかに入れておくことは重要です。
次号メルマガ（第320号：6月7日）では、
「バブル」をめぐる客観情勢の現状と、
その変化要因を中心に分析する予定です。
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