「11月相場」の要注意点。
昨日の日経平均は反落。
ちょうど「2万3千円の攻防」ですが、
7連騰して2万3千ラインにタッチし、
達成感で売られやすいこともあって、
いったん跳ね返されるというのは、
さして不思議なことではありません。
FOMCを前に利確しておきたい心理も、
昨日の反落の一要因のようですが、
結局、FRBの追加利下げが歓迎され、
米国株が上昇したことにともなって、
まだ2万3千円ラインの突破を目指し、
この「攻防」が続く可能性はあります。
ただ、英国がついに総選挙に踏み切り、
全く新しい「光明」が差す可能性もあり、
相場環境は悲観一辺倒から脱していますが、
だからといって良い方向に変わるような、
具体的な新しい材料もまだ出ていません。
「米中協議」はまだまだ続いており、
トランプ氏は好調ぶりを示唆していますが、
「第1段階」がいつ、どう妥結するのか、
今もって具体的には示されておらず、
署名がなされるとされたAPEC自体が、
チリ国内の暴動でキャンセルされました。
「米中対決」の焦点はもはや貿易だけでなく、
香港や台湾など他の重要課題も絡んで、
楽観的になり切れないものがあります。
英欧の関係は英国の総選挙を契機として、
新しい突破口が生じる可能性はあるものの、
悪いシナリオが消えたわけではまだなく、
また、ある程度、無難に離脱がなされても、
その後にはまた別の試練が控えていそうです。
安倍政権には連日、失言や不祥事が勃発して、
国会運営が厳しいものになっていますし、
今日発売の週刊誌報道をうまく切り抜けないと、
「辞任のドミノ」は危険水準に陥ります。
これらによって11月相場に「光明」が差すか、
あるいは相場環境が「暗転」するかで、
「2万3千円の攻防」の「後」の日経平均は、
天と地ほど違うシナリオになりますので、
次号メルマガ(第289号:11月3日)のなかで、
これらの注意点を踏まえて分析する予定です。
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