「2万3千円の攻防」。「光明」か、「暗転」か。
昨日の日経平均は7日目の連騰となり、
一時、23000円ラインにタッチしました。
EUが英国の離脱期限延期を認めたり、
米中の「部分合意」期待が維持されたりと、
相場環境が安定した状況にあるために、
「例の株価位置」に接近する形で、
1年ぶりに23000円ラインに到達しています。
昨夜、英国が政権側の「奇策」によって、
離脱「前」の「総選挙」に舵を切ったため、
全く新しい局面となる可能性が出ています。
否応もなく「合意なきシナリオ」となり、
その後、さらに悪いことが続くという、
最悪のシナリオを避けるための努力です。
前号メルマガ(第288号:10月27日)で、
EUから離脱した「後」の英国に訪れる、
新たな試練について指摘しましたが、
「総選挙」の結果如何によっては、
「光明」が差すこともあり得ますし、
逆に大きな「暗転」もあり得ます。
大きな方向性がどう変化していくか、
よく見極める必要がありますので、
次号メルマガ(第289号:11月3日)で、
今後のシナリオを考察する予定です。
ただ、客観的な情勢は流動的であり、
現時点ではまだ英欧、米中のどちらも、
不安が全て払拭されたとは言い難く、
日経平均がこの水準からさらに伸びて、
「強気」へと傾いていくかどうかは、
慎重に見極めていく必要があります。
米中の「部分合意」についてトランプ氏は、
「第2弾」の可能性を示唆していますが、
昨夜は「第1弾」がいつ署名されるのかが、
少し疑問視されるようにもなっています。
米中双方の国内事情を分析する限り、
「歩み寄り」にも限度がありますので、
いつまた情勢がひっくり返ってしまい、
相場が「暗転」するかということに、
市場参加者は警戒を続けています。
日本の国内政治も政権の方から、
新たなダメージが続発しており、
ここで危機管理をうまくやらないと、
後々まで大きく響きかねませんので、
これもまた次号メルマガの中で、
来年にかけての展望を分析する予定です。
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