「4月相場」の要注意ポイント。
昨日の日経平均は反落。
米国の長期金利の再びの上昇や、
米国の投資会社の巨額損失など、
いくつか不安要素があるなか、
利益確定や手仕舞いの売りで、
終日、マイナス圏で推移しました。
バイデン政権の出す「大玉」が、
実際にどのくらいの規模であり、
実現可能性がどの程度あるかを、
見極めようとする心理もあります。
また、菅政権側が仕掛けてきた、
反転攻勢の試みを阻止すべく、
野党側も日程闘争に転じるなど、
日本の政局もやや不穏といえます。
今日から4月相場となりますが、
上にも下にも不透明な要素があり、
相場環境がどう変化するのかが、
やはり最大の注目点といえます。
「バブルの燃料」も強大ですので、
上昇圧力は確かにあるものの、
思惑通りに株高政策が進むという、
確固とした保証があるわけでもなく、
いずれにせよ当局の「次の一手」を、
見極めたい局面であるのは確かです。
次号メルマガ（第363号：4月4日）で、
それらの材料をよく確認した上で、
4月相場の展望を分析する予定です。
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