今、起きていることはまだ「序の口」か。
昨日の日経平均は反落。
米国がまた世界を相手に仕掛けてきました。
日欧に対しては自動車輸出の数量規制を求め、
中国ではファーウェイを狙い撃ちしています。
無論、数量規制は為替や関税よりはマシであり、
ファーウェイの排除は以前からも進行中です。
米国の指標だけは依然として好調ですので、
パニック的な売りにもなっていませんが、
力強く買っていく材料でないことは確かです。
値動きこそはひとまず小さくなっていますが、
日経平均はそれなりに売買高が膨らんでおり、
市場参加者の関心は高まっていますので、
日本を含む各国政府の動きによっては、
また大きな値動きになりそうだといえます。
6月末に大阪で開かれるG20あたりで、
米中首脳会談の実現が模索されており、
そこがひとつの大きなヤマとみられてますが、
しかし各国それぞれの国内事情は、
それほど悠長に待ってくれないかもしれません。
中国には中国なりの「切り札」があるとされ、
その「切り札」に手をかけないことには、
国内政局の観点から危ういとの指摘があります。
また、日本市場は国内政局とも大きく連動します。
昨日も触れた話題ではありますが、
特に日本では来週から政局が動いて、
一気に大きな方向性が出る可能性もあり、
永田町はこの週末を緊張して過ごします。
また、中東情勢は不穏な状況が続き、
何か「大きなこと」の前段階にもみえます。
「令和相場」が始動して以降、切れ目なく、
激動に次ぐ激動の相場展開が続いていますが、
米、中、英、欧、中東、東アジアのそれぞれに、
予想されるいくつかのシナリオを考えるにつけ、
今、起きていることはまだ「序の口」であり、
小説や漫画の世界かと思うようなことが、
年央以降の世界市場に起きるかもしれません。
今週も看過できないことがいくつもありましたので、
次号メルマガ(第265号:5月19日)のなかで、
それぞれ詳しくご紹介し、分析する予定です。
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