安倍政権の「次の勝負」と日経平均。
(午前0時半の更新です)
昨日の日経平均は反発。
為替がやや「円安」に振れたことなどで、
朝方から買いが先行する展開となり、
東証1部の売買代金も久々に2兆円台と、
ここ数日の下げを挽回するかにみえました。
しかし、すぐに膠着状態に陥ってしまい、
後場ではかなり値を消す場面もありました。
日銀の決定会合でも特段の動きはなく、
新たな買い材料が出て来ない一方で、
決定的な材料である米国FOMCを控えて、
大きく買い上がる雰囲気にはなりません。
ある程度、売買代金が増えた状況でも、
下に走る様子もない「底堅さ」と、
上がれば売られる「上値の重さ」と、
その両方が再確認された一日でしたが、
今後の相場環境がはっきりしてくれば、
値動きに方向感が出る可能性はあります。
本日の米国FOMCや「米中協議」、
また英国とEUをめぐる諸問題など、
現在進行中の話題が満載ですが、
いずれもこの夏に何らかの方向性が出て、
相場環境が定まるのを市場は待っています。
日本独自の要因としても「日米協議」や、
また日本政府・日銀の対応策といった、
極めて重要な話が現在進行形の状況であり、
日経平均の先行きが左右されそうです。
また、この夏の相場状況がどうなるかは、
秋以降の日本の国内政治のシナリオにも、
大きな影響を与えるものと思われます。
前号メルマガ(第275号:7月28日)のなかで、
参院選の「後」から早速に動き出している、
永田町の様子をお伝えしていますが、
情勢が一定程度の条件を満たすならば、
安倍政権は意外に早く「次の勝負」を仕掛け、
日経平均にも動きをもたらすかもしれません。
いずれにせよFOMCなども踏まえて、
次号メルマガ(第276号:8月4日)のなかで、
この先の展望を分析する予定です。
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