FOMCと「緊迫の一週間」と日経平均株価。
※日本海側の皆様のご無事を切にお祈りします。
くれぐれも津波や余震などにお気をつけ下さい。
(午前0時半の更新です)
昨日の日経平均は3日ぶりの反落。
依然として薄商いが続くなか、
FRBの「利下げ」観測がまた高まり、
為替も少し「円高」気味に推移して、
日経平均は久々に21000円を割りました。
香港政府が事実上の敗北に近い形で、
矛を収めようとしていることも伝わり、
若干、現地の緊張は緩和されたようですが、
最も重要なのは香港現地だけの事情ではなく、
米国の出方と中国の対応に起因する、
東アジアの国際関係全体の動向にあることは、
前号メルマガ(第269号:6月16日)で述べた通りです。
国会では今日の党首討論(QT)から、
会期末(26日)までの「緊迫の一週間」に、
安倍総理及び与党と野党各党の間で、
どんな駆け引きが行われるか、
最後の最後まで疑心暗鬼に包まれています。
前々号メルマガや前号メルマガで述べたように、
例の「2000万円貯金問題」が大炎上したのを機に、
永田町の「解散風」はぱたりと止んでいましたが、
その後、野党側が効果的に政権を追い詰めて、
選挙情勢を有利にしたとはまだ言い難いです。
「解散風」の根拠となった客観材料として、
「後になるほど衆院選は不利になる」という状況と、
「今やれば与党が勝つ」という分析がありましたが、
「炎上」劇が与野党の得票に影響を与えないならば、
「解散」は選択肢としては残り得ますので、
野党側はまだまだ警戒を解いてはいません。
市場は膠着状態に陥っていますが、
「材料待ち」でむしろ緊張は増しています。
FOMCで米国の金融政策がどうなるかとう、
超がつくほどの重要な材料もありますので、
いずれにせよ機敏に対処する準備をして、
一連の重要日程を迎えたいところです。
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