「令和」改元と「亥年選挙」と日経平均の未来。
昨日の日経平均は小反発したものの、
「微動」ともいえる小動きに終始し、
方向感がない状況が続きました。
売買代金も一向に膨らんでこず、
いまだに「様子見」の状況といえます。
欧州首脳会議で英国のEU離脱について、
10月末までの延期を決めたのは、
一応、「良い材料」といえるでしょうが、
半年間もの問題の「先送り」に過ぎず、
市場参加者が期待したような解決策は、
何ひとつとして示されませんでした。
メイ政権が内閣の内紛や議会との葛藤を、
乗り越えられるかどうか全くわかりません。
また、「英国のいいとこ取り」にも見え、
EU側はかなりのリスクをとってもいます。
英国側でもEU側でもここからの半年で、
事態が収束に向かっていくよりも、
むしろ混乱が広がり、悪化することも、
大いにあり得ると思われます。
今週中の「合意なき離脱」がないとはいえ、
素直に喜べないことは否定できません。
米国からも貿易戦争を再度、吹っかけられ、
「弱り目に祟り目」とう感じの欧州ですが、
来月にまた大きな政治イベントがあり、
足下から動揺することも懸念されますので、
次号メルマガ(第260号:4月14日)では、
こうしたことも盛り込んで分析をする予定です。
また、日本国内も安倍政権の足下において、
かなり激しい政局的な駆け引きが進んでいます。
統一地方選の前半戦の結果を受けて、
後半戦へと向かうこの時期ですが、
「令和」改元を祝う10連休を経た後に、
安倍政権がさらに超長期で政権を担うか、
「亥年選挙」が「亥年政変」につながり、
大波乱の展開となるかの戦いが、
すでに始まっているといえます。
失言による相次ぐ閣僚の更迭劇など、
「令和」ブームにのって上昇した支持率に、
水を差してしまうような話もあります。
日経平均にとってはのるかそるかの、
非常に重要な材料であるのは間違いないため、
こちらも次号メルマガでうんと掘り下げて、
これまでの総括と先行きの分析を行う予定です。
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