政権の「延命」と日経平均の未来。
昨日の日経平均も大幅続伸。
メジャーSQとの関連もありますので、
これだけで市場の方向性は占えませんし、
売買高が大きく膨らんでいるわけでもなく、
依然として「買い戻し」の範疇の上昇ですが、
内外の環境が良い方向を示しているのは確かです。
米国との貿易交渉をめぐっては、
中国がさらなる譲歩を示すほか、
G7での同盟国との交渉において、
米国が一定の譲歩をする可能性もあるといいます。
日米首脳会談に前後する形で、
米国の柔軟姿勢が示されるのであれば、
安倍総理にとっては「金星」ともいえますので、
株価にとっても政権にとってもプラスです。
あえて最初に高いハードルを示しておいて、
後から譲歩をしてみせる「トランプ流」ならば、
次は譲歩を示すタイミングかもしれません。
また、日米両国が拉致問題の解決に向け、
共同歩調をとることが確認できたことは、
安倍内閣の「延命」に資する材料ともいえます。
今週末の新潟県知事選の帰趨はまだ気がかりですし、
「もりかけ」騒動の疑惑追及も終わっていませんが、
来週はいよいよ米朝首脳会談が行われる予定であり。
その次は安倍総理が「存在感」を示す番です。
経済政策の「玉」はそれなりの好反応でしたので、
なんとか今国会を穏やかに閉じることに成功すれば、
その後は得意(?)の「外交戦」の成否の如何に、
政権の「延命」がかかってくる局面になりそうです。
海外での突発的な波乱もまだ警戒されますが、
政権の「延命」は日経平均の株価位置にとって、
最も基礎的な土台となることは言うまでもありません。
このところの一連の新しい材料を踏まえながら、
次号メルマガ(第216号:6月10日)において、
来週以降の株価シナリオについて考察する予定です。
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