膠着状態を破る「3月に起きること」。
昨日の日経平均は反発。
米国FRB議長による議会での証言や、
英国首相の離脱期限延期容認などが、
一定の安定要因として理解されたことで、
売買代金も少し膨らんでおり、
前日の下落ぶんがきれいにカバーされました。
もっともFRBパウエル議長の発言は、
米国をはじめ株式市場に対しては、
基本的に「追い風」であるといえますが、
日経平均にとっては為替要因を通じて、
若干、ネガティブになる恐れも孕んでいます。
また、印パ両国の紛争が拡大しつつあるのも、
やはりネガティブ要因といえます。
いずれにせよ上値が重く、下値も固く、
21500円を挟んで「様子見」という状況が、
先週来、続いている状況であり、
前号メルマガ(第253号:2月24日)で述べた、
相場展望のメイン・シナリオの範囲内です。
しかし、膠着状態はいつまでも続きません。
来月には「様子見」から脱却して、
ある程度の方向性が出てきそうですので、
「3月相場」が大きく動くという展開を、
多くの投資家が待ち構えてもいます。
上であれ、下であれ、波乱が起きた時に、
生き残り、利益を得る方策を考えるのが、
今、やっておくべき最も大切なことです。
米中関係、英欧関係、米国内政局と、
「不確実性」に支配される要素が目白押しであり、
いずれも徐々に動きが出ているところであります。
また、日本経済にとって死活的な「日米協議」も、
トランプ政権内の人事に変更がない限り、
遠からず相場を動かす材料になりますので、
次号メルマガ(第254号:3月3日)のなかで、
相場に向かう基本的な考え方とともに、
とるべき「対処」法について考察する予定です。
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