「2月相場」、国内政局の注意点、警戒点。
昨日の日経平均は大きく反発。
株価位置としては安すぎますし、
米国市場がようやく落ち着いてきたため、
日経平均が過度に売り込まれ、
安値から安値へと落ちていく展開から、
次の段階へと移りつつあるといえます。
ただ、「為替」の動きは気がかりであり、
再上昇の機運に水を差しています。
1ドル110円あたりの水準が、
日本経済にとっては「適温」とされますが、
今週になって急速に「円高」が進んでしまい、
今や105円台を目前にしています。
大荒れとなっているこの「2月相場」は、
「為替」と「金利」に交互に悩まされますが、
今週になっての「円高」の進行の背後に、
米国のトランプ政権の政策的な意図と、
また安倍政権の国内政局面での苦境との、
2つの要素が急浮上していることが気がかりです。
国会の予算委員会での野党の猛攻撃や、
自民党内の水面下の権力闘争の行方をみると、
ちょっと不安になるところがありますが、
これが日銀の人事や政策に影響したり、
経済政策の「玉」を折る展開に発展するようなら、
日経平均の「先高感」は崩れてきかねません。
とくに「目玉政策」について、
考えられない大チョンボをしたところなど、
政策のプロ達は「政権は大丈夫か?」と、
顔を見合わせる場面がしばしばあります。
多くの人の関心が米国や朝鮮半島に集まり、
トランプ政権が発する言葉や南北対話の行方に、
一喜一憂する展開が続いてきますが、
今週、日本国内で進行している動きにも、
それなりの注意と警戒は必要かと思われます。
「政治と経済」「政治と景気」「政治と株価」が、
極めて強く連動する世の中になっていますが、
少なくとも永田町や霞が関では、
安倍政権は「盤石」とは思われておらず、
むしろ、わりと苦境にあると認識されていますので、
次号メルマガ(第200号:2月18日)のなかで、
いくつか気になる注意点や警戒点を書く予定です。
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