安倍政権の「ベスト・シナリオ」は成就するか。
昨日の日経平均は反落。
ふたたび「24000円トライ」に失敗した後、
為替がイマイチ円安に戻らなかったこと、
日米の金融政策についての「思惑」、
また、米国株の上昇が止まったこともあって、
寄り付きから少し安く始まりました。
為替や金融政策といった要因に振り回され、
再上昇の機運が削がれる懸念があるのは、
前号メルマガ(第195号:1月14日)で分析した通り。
しかし、昨日はそのまま下げていく様子もみられず、
むしろ切り返す動きがみられるなど、
全体としては底堅い印象がありました。
「先高感」は継続しているといえます。
今日は「24000円ライン」への再トライですが、
昨夜の米国株の大幅な上昇や、
ようやくドル円が111円台に戻るなど、
「追い風」も吹いてきていますので、
なんとか「期待」できそうといえます。
さて。
ここ数日、このブログでも触れていますが、
来週からの通常国会を前にして、
永田町はなにかと忙しくなっています。
野党側は子供じみた主導権争いにかまけ、
安倍政権をアシストしている印象がありますが、
官邸としては嫌な方向に議論が収斂し、
無視できない脅威になる恐れも浮上しています。
これは「改憲」の成否に「入口段階」から影響し、
将来の政界再編の火種になる話であるだけに、
官邸はそれなりに神経を尖らせています。
しかし、それ以上にちょっと気になるのは、
与党内で動き始めた様々な事柄です。
「改憲」への態度が煮詰まらないだけでなく、
「働き方改革」や「政府・党税調」に関して、
安倍政権の準備する経済政策の「玉」の、
威力をやや削ぐ方向で議論が出て来ており、
与党内の力関係の変化を感じるところです。
こうした抵抗を押し切って、
安倍政権は「ベスト・シナリオ」を成就できるかは、
日経平均の未来に大いに影響するところですのが、
次号メルマガ(第196号:1月21日)において、
このところの最新情報について分析します。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第194号:1月7日発行、第195号:1月14日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2015】 霞が関の予言「日本未来設計図」 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2016】 「AI時代」と「百年の富」
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す