(午前0時の更新です)

全世界が注視する米国の大統領選。

「まさか」が起きる可能性が否定できなくなり、

世界中がリスク・オフ・モードになっています。

しばらく続いた楽観的な筆致から一転して、

前号メルマガ(第132号:10月30日)では、

私は「売り目線」でのエントリー戦略を提示しましたが、

日経平均もあれくらいの高値圏まで上昇してしまえば、

そろそろ何かをきっかけにいったん調整する頃です。

日本市場が休日の間にシカゴ日経先物などは、

一時、17000円割れ水準まで落ち込みました。

本当に「トランプショック」が発生すれば、

日経平均は少なくとも「ど真ん中」までは、

下がってもおかしくないはずです。

(しかも「水準」の「基準値」も目減りしており、

「ど真ん中」はだいぶ下になっています。ご注意を)

もっとも、調査会社によってはまだまだ、

ヒラリー候補はリードを維持しており、

トランプ候補の勝利が決ったわけではありません。

十分な高値圏にある時ならばともかくとして、

かなり下げた後になって、

売り、売りで追いかけていくと、

思わぬ反発を食らうリスクがあるのでご注意下さい。

ともあれ、米国の大統領選の結果がどうなるかなど、

私達、個人投資家がいくら気を揉んだところで、

どちらかの方向に変わるわけではありません。

いずれにせよ、来週の水曜日(日本時間)には、

新大統領が発表される「はず」ですので、

どちらの結果になっても大丈夫な備えをした上で、

確報が届くのを待つしかありません。

ただ。

日本政府は、ある方向に外交的に舵を切っていますから、

ヒラリー政権になっても、トランプ政権になっても、

最小限の軋轢でその戦略的狙いが果たせるよう、

「根回し」に奔走するものと思われます。

端的に言えば、「日ロ関係」です。

「根回し」が成功すれば良いですが、

これに失敗すればちょっとめんどくさいことになります。

もっとも、これから安倍政権がどんなに知恵を絞っても、

今、手元にある「玉」以上の材料は、

ちょっと出てこないと考えられますので、

いずれにせよ、日本と日本国民は新しい時代に踏み込みます。

それが天国に至る道か、地獄に続く道かは、

その時が来てみないとわかりませんが、

安倍政権は国家を挙げて「賭け」に投じており、

国民は全員、望もうと望むまいと影響を受けます。

最近、「日ロ経済連結」よりも、

もっと驚くような「未来図」を語る人もいますので、

次号メルマガ(第133号:11月6日)で触れます。

驚くようなスピードで、

世界も、日本も、動いていますから、

情報から取り残されることのないよう。

ところで、以前から時折、

「時鳥先生は情報を得る時に何を読んでいますか」

という質問があると聞いています。

私としてはあまり意識したことがない話で、

「何を読むか」というよりも、

公刊されているものは全てチェックの対象ですが、

永田町界隈で泳いでいる限り、

公刊される記事になる前の情報が、

否が応でも耳に飛び込んできます。

したがって、「何を読むか」と問われても、

あらためて考え込んでしまうわけですが、

確かにメルマガ読者の皆様としてみれば、

私のメルマガが終了した後に、

何を参考に政治経済の分析をすべきか、

今からお悩みになるのも無理はありません。

(この激動期にぷつりと切るのも無責任ですので、

一応、2017年になってももうしばらくは、

メルマガの発行を続けようと考えていますが)

次号メルマガでは最低限押さえておくべきものを、

いくつか書いておこうと思います。

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