(午前0時の更新です)

上がったら下がり、下がったら上がるが続いています。

前日比218.53円安の翌日は228.31円高。

もっとも、昨日は権利落ち分が約119円あり、

それをカバーして戻したわけですから、

久々に出た「明るい兆し」なのかもしれません。

原因はもちろん、OPECの増産凍結合意。

本当に需給が改善するかはわかりませんが、

サウジが折れるのは「想定外」でしたから、

「逆オイルショック」に悩まされてきた世界経済に、

突然の光明が一筋差してきたわけです。

安心感から円が売られ、

また、「大産油国」である米国の株が買われ、

「円安、米国株高」という上昇要因が久々に加わって、

日経平均は再び「16600円台近辺」を超えてきました。

国会も懸念された審議ストップがひとまず回避され、

TPPはともかく、少なくとも(第2次)補正予算は、

10月の連休の前後までには通過しそうな雰囲気です。

「日銀砲」が16000円台前半で防衛出動をしており、

今後、選挙対策の「大盤振る舞い」が「期待」されるなか、

安倍政権の構造改革の効果も徐々に「期待」されており、

また、チャートの形状を見る限りは、

上昇局面があってもおかしくはありません。

ただ。

先日来、私が「秋の難局」に警戒をしてきていますが、

主に海外要因で突発的に荒れることが気がかりです。

巷では「10月暴落説」が囁かれていますが、

確かに、米国、欧州、中国などのそれぞれで、

「危機」のマグニチュードが増大中です。

カレンダー上では要注意の日がいくつかあり、

10月の第1週には早速、大きなヤマがありそうです。

はたして、「10月暴落説」は現実のものとなるのでしょうか。

安倍政権側としては、

想定される海外の「危機」を睨みながら、

長期的な政権延命構想に従って、

手元の「玉」をぶつけるつもりかと思われます。

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