「おかしい」ことは、遠からず正されます。
(午前0時の更新です)
日経平均は続伸。
NYダウは上昇しなくなっているのに、
日経平均だけが買われています。
為替はほぼ膠着状態のまま、
依然としてかなりの円高水準ですし、
先週、材料出尽くしとなった後ですから、
この状況で日本株が買われ続けるのは、
冷静に考えて「おかしい」はずです。
薄商いの中、売り方が手を控えたところ、
日銀の積極的なETF買いという牽制策や、
またぞろの追加緩和への「期待」が広がり、
今週になって2日連続で上昇したわけですが、
その後、日本経済や景気の先行きを考えた時、
日本株を継続して買う根拠があるのかというと、
私には確固とした材料がまだ思いつきません。
もっとも、ようやく「ど真ん中」のあたりでもあり、
また、今週はSQという変則的な要因もありますので、
今後の強弱感については今週末の株価を確認した上で、
次号メルマガ(第121号:8月14日)で分析します。
いずれにせよ。
相場において「おかしい」ことはしばしば起きますが、
たいてい、「おかしい」ことは遠からず正されます。
もし、「おかしい」ことが長く続いたならば、
その後にとんでもないことが出来するものです。
特に「あること」が起きるようになると、
いよいよ危なくなりますので、
次号メルマガではそのあたりのことも書きます。
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