いったん決まるものが決まれば、 後はパタパタとドミノ式に決まっていきます。
(午前0時の更新です)
昨日も日経平均は上昇を継続。
一時、17000円の手前まで寄せましたが、
為替がやや円高に振れたこともあり、
少しだけ押し戻されて引けました。
まだ「(超)重要イベント」を前に、大きく動けません。
その「(超)重要イベント」のサミットですが、
ギリギリまで首脳間の調整が続いているようです。
「財政政策」、「金融政策」、「構造改革」のそれぞれで、
どこまで各国が協調できるのか注目されますが、
日本政府にとって焦点のひとつは、
「今、現時点で、危機が起こっている」
という点で首脳間の「認識」が一致するかどうかです。
どういう文言になるかはまだ詰めの作業中のようですが、
安倍総理からは「一致した」のコメントが出ています。
今回、「危機」についての「書きぶり」は、
今後の国内政局を左右するほど大切な内容です。
前号メルマガ(第109号:5月29日発行)に書いたように、
今進行中のものが「リーマン・ショック級の危機」であるならば、
そう判断された時点で、自動的に消費増税はできなくなります。
一方、「これから危機が来る可能性がある」というのであれば、
今、消費増税の延期や凍結を決断する理由としては弱いです。
「危機」に「直面している」ということが、
「現在の危機」と「将来の危機」のどちらを意味するのかで、
総理のアクションもまた微妙に異なると思われます。
(総理はもう腹が決まっている模様ですが)
サミットに参加した首脳間でどんな合意が成立したのか、
そして、最終的な成果物(文書)がどうなるか、待たれます。
いったん決まるものが決まれば、
後はパタパタとドミノ式に決まっていきますので、
その後の相場展開とシナリオが見えてきます。
さて。どうなるか。
サミットの中身をしっかり見て、
次号メルマガ(第110号:5月29日発行)で詳しく分析します。
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