総理が示した方向性は、本質的で、実質的で、決定的なものです。
日経平均は大幅高。
3月の「雪解け」の後も抜くに抜けなかった、
17000円ラインをクリアに抜きました。
もちろん、いつまでも一本調子の上昇というものはあり得ず、
そろそろ過熱感が漂っていいゾーンに近づいていますので、
いずれにしても、いったんは反落すると思われ、
「時鳥トレード」は間もなく出動を試してもよい頃ではあります。
6月にはまた世界経済に大きな不安要因が控えていますし、
NYダウがここまで上がれば米国はいずれ利上げをやるでしょう。
上がった後は下がるものですから、高値では常に警戒が必要です。
ただ、総理自身の発言で示された「政策転換」が本物なら、
アベノミクスは本当の意味で「ステージ2」に入る可能性があります。
前号メルマガを読まれた方ならおわかりの通り、
今週、総理が示した方向性は、本質的で、実質的で、決定的なものです。
この、「構造改革」を本当にやるならば、日本には凄まじい買いが入ります。
(正直に申し上げて、3年間、これを待っていました)
総理発言のうち、何が行われれば、本質的で、実質的で、決定的なのか、
次号メルマガ(第105号:4月24日発行)で私の見解を述べたいと思います。
もっとも、同じような方向性を、総理は3年前にも言及していますが、
結局、言った通りに「第3の矢」を出さなかったことで、
日本市場に広範な失望を招き、先週までのように世界中で、
「アベノミクスの終焉」が囁かれることとなった経緯があります。
本当に「政策転換」をして「構造改革」ができるのかどうか、
世界中の投資家が注目しています。
さて。
来週末から連休に突入しますが、
株価のほうは「5月のクライマックス」を先取りして動いています。
昨年の夏以来である世界経済の落ち着きの中、
いよいよ政府・日銀が具体的な「玉」を出す番です。
効果が限定された選挙対策の花火で終わるのか、
それとも、本質的、実質的、決定的な経済対策になるのか。
いよいよ、安倍内閣の真価が問われます。
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