ナイトの下げは17110円まで。
(午前0時半の更新です。それゆえ、現時点の情報を基にした見立てです)
アベノミクス相場でも暴落は何度もありましたが、
こうして、ストン、ストンと数百円刻みで下落していくという、
連続下落はちょっと珍しいかもしれません。
何度も、詳しく分析しているとおり、内外の変化が背景にあります。
大発会の日を境に、外的な環境が瞬時に変化してしまったこと、
そして、政権側が全く動きを見せないという国内要因の変化です。
昨日も寄付こそ前日(先週)終値に近いところにいたものの、
下げ止まりや反転のエネルギーを感じることなく、
ストン、ストンと終日にわたって下げていきました。
ただし、そろそろ「いい頃」ではないでしょうか。
昨日の夕方は、私の見立てた「反転ライン」に近接した後、
材料もないのにポーンと17500円付近まで戻していますが、
騰落レシオをみても、25D乖離率をみても、
そろそろ「売られ過ぎ」の空気が出ていい頃です。
無論、これだけ相場が壊れた後ですので、
即座に自律反発が始まるというわけにはいかないかもしれません。
センチメントが回復するには時間がかかるでしょうし、
「底」を確定させるには「底練り」の時間がしばらく必要です。
あくまで「通常のパターン」なら、いったん戻して、また下げて、
もう1度か2度は、下値を探って後、
「これ以上、下げない」のを確認してから、反転へと向かうものです。
とりあえず、昨日の下げはナイトセッションで17110円まで。
(1月12日夕刻、ナイトセッション始まり直後の安値です)
今後の「下値模索」、あるいは「底練り」の「基準」になりますので、
当面は、この数字を覚えておきたいと思いますが、
前号メルマガで申し上げた「時鳥トレード」の「待ちゾーン」は、
そう大きく外れていなかったのではないかと思います。
私の提唱する「時鳥トレード」を試みる方の中でも、
気の早い方はもう昨日の終値付近で出動されたかもしれず、
また、「儲け損ない」を気にしないという方は大台割れを待ち、
私の「待ちゾーン」までじっくり引き付けられるかもしれませんが、
基本的には「異常値下限」付近で買い込んだ玉というのは、
霧が晴れたなら、やがて利益を出す可能性が高いと考えております。
もちろん、私の「居心地のいい水準」がお示しするのは、
その時点で手元にある材料を勘案してのものです。
国際協議が急転直下妥結して、外部要因に神風が吹いたり、
音無しの構えだった日本政府が奇襲反撃に出たりすれば、
予期せぬ株価位置から反転上昇する可能性はいつでもあります。
その逆に、「ここが底だ」と思ってエントリーしても、
そこでまた新たな悪材料が出る可能性も当然ながらあります。
このあたりの「呼吸」は、古くからの読者の皆様には、
もはや説明の必要もないくらい「当たり前」のことでしょうし、
総集編やブログの過去記事をご覧になれば、
新しい読者の方々も私の言う内容を容易にご理解いただけるはずです。
ともあれ、そろそろ一服してもいい頃が近づいていると思います。
いつもとは調子の違う下落が続いてはきましたが、
今年初めての反発、上昇となるかどうか、
今日の値動きを注視したいと思います。
☆
☆
★メルマガのお申し込みはこちら⇒「申し込みページへ」
※当月中のお申込みいただいた方には、当月発行分のバックナンバー(第89号:1月3日発行、第90号:1月10日発行)が届きます。
【↓↓↓いつもお読みいただいて、ありがとうございます。少しでも参考になった方、面白いと思われた方は、以下のランキングページにクリックをお願いします↓↓↓】
※ バックナンバーについてはこちら → 【時鳥・政経レポート「天の時」メールマガジン・バックナンバー2014】 アベノミクスの進撃
※本ブログは国際情勢、政治、経済に関する情報分析と、私自身の相場観、相場分析、トレード・ノウハウをお伝えすることが目的です。読者の皆様への投資助言、推奨のようなことは一切行っておりません。また、記事の内容には万全を期していますが、市場では常に「想定外」の事柄が発生する以上、その正確性を保証するものではありません。さらにいえば、相場予測が正しくても、それで勝てるとは限りません。読者の皆様が、本ブログの記事を参考にトレードなさり、損失を出されることがあっても、筆者はいかなる意味でも責任を負いかねますことをご承知おきください。いずれにせよ、投資においては自己責任が絶対の原則ですから、情報武装、知識武装、リスクヘッジに万全を期されることをお勧めします。皆様が大きな富をつかまれることを、心よりお祈り申し上げます。
※本メールマガジン及び時鳥氏へのブログ等のコメントは時鳥氏及び時鳥メルマガ発行委員会の広報物あるいは著作等に使用させていただくことがございます。あらかじめご了承ください。
コメントを残す