「政変」相場(中国)、「政策」相場(米国)、そして、「政局」相場(日本)。
(ただいま0時5分。事情により、今日もこの時間の更新です)
日経平均はまだ大荒れが続いています。
一昨日は「特に理由もなく」一方的に700円以上の下げ。
昨日はNY大下げを受けて300円も安く始まるも、
これまた「特に理由もなく」そこから600円以上も上昇して、
引けにかけてはまた「特に理由もなく」前日終値を割り込む下げ。
「何が起こっているかわからない」という「不安」と、
「さすがに下げ過ぎ」という反発への「期待」が交錯をし、
「集団心理」、「群衆心理」で無秩序、無軌道に株価が上下します。
ただ、そんななかでもだんだん皆のコンセンサスが固まり、
そろそろ「下値」について目安ができつつあるように思います。
日経先物がオーバーシュートしてつけた安値は、
・8月25日ナイト:17160円
・9月1日ナイト:17790円
これが、「支え」を失った状態で突っ込んだ「異常値」です。
また、現物の安値は、
・8月26日:17714.30円
・9月2日:17857.30円
と、だいたい固まってきています。
今週は、中国の「政変」、米国の「政策」という海外の、
来週にかけては、日本の「政局」という「不安要素」がありますが、
「新たな悪材料」が出なければ、そろそろいい頃なのかもしれません。
もっとも、その「新たな悪材料」が「お上の事情」というのが、
投資家としてはなんとも悩ましいところです。
「政治は生き物」
「政界は一寸先が闇」
ですから、全く誰も「何が起こっているかわからない」ところから、
予測もつかない一大事で天地がひっくり返るようなことが、
政治の世界では、非常にしばしば起こります。
要するに、今、投資家が怯えているのも、期待しているのも、
予測不能な次の展開なわけです。
とはいえ、止まない雨はなく、明けない夜もないように、
いずれ霧が晴れ、ふたたび状況がクリアになって、
また、「安心、安全、堅実」な一手を打てる日が必ず来ます。
それが投資であり、それが人生。
これくらいの値動きで一喜一憂をしていても仕方ありません。
今、この瞬間にも刻一刻と状況は動き、未来の「種」は撒かれつつあります。
詳しい見立ては次号メルマガ(第72号:9月6日発行)で書きます。
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