昨日の日経平均は一時18500円台まで下落。

日米ともに高値警戒が広がっているところに、高値での陰線が続いていましたので、

当然、売りが広がりやすい地合ではあります。

ただし、下落の速度は非常に遅く、後場にかけては盛り返す動きも見せました。

そして、結果的に陰線で引けたものの、長い下ヒゲをつけています。

前場から断続的に年金と思われる買いが入り、PKOの威力は健在です。

先年秋の追加緩和と第3次政権発足とともに、相場は「異次元」の性質が進化しています。

ひとたび売りが出ればパニック的に売られていた、

昨年秋までのような相場展開はもう昔の話。

「どこかで政府が防衛してくれる」という期待が底支えとなり、

なかなかに売り崩れ難くなりました。

前号メルマガ(第45号:3月1日発行)で書きましたが、

この傾向は、政治的理由で政府PKOが継続する限り、しばらく続くように思います。

そんなわけで、高値圏で売りが出たとはいえ、売買は拮抗しています。

相場にはまだ、今週月曜日に記録した「今世紀高値」18939.17円を、

もう一度、抜いて「異常値」上限を超えて踊る力が残っていることは間違いなく、

私の手元の売り玉(18850円)も半分くらい撤退を覚悟してはいます。

もっとも、週末、金曜日(3月6日)22:30発表予定の米国雇用統計までは、

売り買いともに大きな仕掛けはしづらいものですので、

「決戦」は金曜、そして、その翌週のメジャーSQでしょうか。

雇用統計の数値の良し悪しで、3月第2週の展開はまるっきり変わってきますので、

次号メルマガ(第46号:3月8日発行)で発表された数値を受けてシナリオ分析をいたします。

市場心理的にも、チャート的には、「日経平均2万円」は見えてきていますが、

皆が「そうなる」と信じ込んだときは何かおかしなことが起きるのが相場というものです。

「違法献金」スキャンダルは、民主党のほうから「もう終わりにしましょう」と呼びかけ、

私がメルマガに書いたように「闇の中」に消えていきました。

しかし、西川農相の辞任で、すでに安倍政権は「ワン・アウト」になっていますが、

まだまだ先は長いにもかかわらず、波状的に揺さぶりをかける勢力がいます。

あとひとつ、ふたつ、決定的なことがあれば、政権の屋台骨が折れる可能性もありますが、

5月に向けてまだまだ仕掛けが出てきそうです。早ければ週内にも「次」があり得ます。

いったい水面下で何が起こっているのでしょうか。

到底、ここでは書けませんので、続きはメルマガで。

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