「戻り」のメドと今後の「ドラマ」。
「セリング・クライマックス」の後、
大きな値幅で「リバウンド」という、
古今東西の暴落局面の値動きを、
トレースしている日経平均ですが、
現在は「戻り」を試す段階です。
機関投資家の仕掛けが功を奏し、
個人投資家が投げ売りをして、
「売られ過ぎ」になるというのが、
いわゆる「セリクラ」ですが、
その後は「買い戻し」主導になり、
「戻り」が試されるものであります。
「戻り」での上昇のメドについては、
前号メルマガ(第538号:8月11日)で、
いくつかお示ししていますが、
最初のターゲットとなる目安は、
すでに達成したところであります。
ここから先の「戻り」については、
相場環境を形成する内外情勢に、
大きく左右されるところでもあり、
夏の「ドラマ」の後半戦とも、
密接に連動するとみられています。
今後の「ドラマ」の展開次第では、
市場参加者のコンセンサス自体が、
大きく変化する恐れもあるわけで、
いずれにせよ気を抜くことをせず、
情勢の推移を見極めたい局面です。
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