(午前0時の更新です)

「コロナバブル」の「燃料」となった、

「過剰流動性」はまだ存在しており、

効果はしばらく持続するはずでしたが、

世界的に相場環境が変化しつつあり、

先週後半に米国株は大暴落をしました。

日本はメジャーSQだったこともあり、

日経平均も大いに攪乱される形で、

最高値より1000円も下げています。

これで「バブル」は終焉したかどうか、

今日以降の地合いを見極めたいですが、

国際的にも国内的にも相場環境に、

「潮目の変化」が指摘されており、

感染爆発の再発や「第2波」懸念、

また外交・政治情勢の急転回など、

いくつもの重大要素がみられることを、

前号メルマガ(第321号:6月14日)で、

それぞれ詳しく分析したところです。

新型コロナは世界的に広がっており、

「第2波」の懸念も台頭しますが、

ワクチンなどは間に合いそうもなく、

経済活動への影響が懸念されます。

一方、米中をはじめ国際政治も、

日米中各国の国内政治のほうも、

「協調」よりは「対立」、

「安定」よりは「不安定」が、

大きく目立つようになっており、

いつ突飛なことが起きるかは、

全く予断を許さない状況です。

日本でも今週、国会が閉会し、

位相の違う政局劇が始まります。

こういう状況をどう捉えるべきか、

前号メルマガで考察しましたが、

「潮目の変化」の意味することと、

その先に起こり得ることについては、

常に「頭の体操」をしておいて、

備えるべきに備えておきたいものです。

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