どんぴしゃり。暴落しました。

昨日の日経平均は寄り付き後、

15184.77円まで上昇したものの、

一昨日の高値15206.57円に届かず。

先週末のメルマガ7号でも書いたように、

高値圏で直近高値に届かないとなると、

一気に売り方が攻めてきます。

案の定、お昼時を狙っての売り崩しが始まり、

午後、日経平均は一気に暴落。

安値14966.80円、終値14994.80円を記録し、

6月2日以降に窓を開けて連続上昇した1週間分の上げ幅を、

わずか2時間ほどで全て吹き飛ばしてしまいました。

私は昨日朝9時台に15160円売りを拾いました。

寄り付き前にツイッターでもつぶやきましたが、前日高値更新は無理と判断し、

先週からずっと意識していた「四月高値15160円」に指値していたのが、

うまく刺さりました。

そして引けにかけて、先週初めに開いた窓が埋められる、

「窓埋めターゲット」が達成された14960円で決済。

日経平均先物で、ちょうど200円分の利益を得ました。

(ツイッターでの「シグナル配信」はやりませんが、

今も「相場観」は適宜つぶやいています。ご確認ください)

これで、先週から継続している短期過熱の高値圏を狙った売りトレードで、

日経平均先物で310円分。資金を3%強殖やしています。

ブログ開設(本年2月9日)からは約20%の増加で、一年分の目標達成です。

また、昨夜のナイトセッションで日経平均先物は14910円まで下げてます。

私は先週初めから、14975円より上で何度もポジションをとり、

その都度、小幅に利益を得るか同値撤退をするかを繰り返してきました。

その際、「この水準なら、たとえ逃げ遅れてもやがて来る調整で救済される」と、

断言してきましたが、実際、そのとおりになりました。

すべて、メルマガに書いたとおりです。

私の言う「安心、安全、堅実なトレード」とはつまり、そういうことです。

さて。

昨日の暴落の主因は、日中に臨時更新したとおり、

政府の「骨太の方針」「成長戦略」の中身が公表されたことです。

先週末のメルマガ7号で、私は「玉の出尽くし、骨抜き」を指摘しましたが、

どんぴしゃり、ヘッジファンドはここを狙って売りを仕掛けてきました。

内容に全く新しい材料がなく、

しかも、反対派の巻き返しがいくらでも可能な書き方なのですから、

失望売りをするなというほうが無理というものです。

とはいえ、理由はなんでもよかったともいえます。

6月第2週のMSQまでに異常値に到達していれば、

上であれ、下であれ、ほぼ必ず波乱の展開になることは確実ですので、

私は5月からずっとここを狙ってきました。

そして、先週から高値のたびに売りを仕掛け、

ずるりずるりと「撤退戦」を演じながらも小幅に利益を積み上げ、

ついに昨日の暴落局面をつかむことに成功しました。

待ち伏せポイント、エントリー手法とも、

すべてずいぶん以前からメルマガで公表してきたとおりに、

忠実にやってきたに過ぎません。

今日以降の相場がどっちに行くかはあまり確実なことは言えませんが、

今日の前場でいったん値を戻すなら、またチャンスがありそうです。

(15050円あたりにカベがあります)

それでなくてもSQ週の中日は荒れますし、

為替が円高に振れ、NY市場は明らかに異常です。

当たり前に考えて、このまま日経平均が調整入りするのであれば、

■5月21日安値13964.43円

■6月9日高値15206.57円

の「3分の1戻し」(14800円前後)や「半値戻し」(14600円前後)はあり得ます。

特に、14600円前後には強力なサポートができてますから、

「先高感」を信じる人はここで買いを入れるという戦略もあるでしょう。

しかし、私は、そこまで行く前に、政府が年金資金を使っての、

強力な株価操作をやる可能性が高いと考えています。

(防衛が成功するかどうかは知りませんが)

昨日、あまり深追いせずに手仕舞ったのはそういう理由です。

ただし、戻りが甘く、中途半端な水準で伸び悩むようだと、

今日、明日とヘッジファンドはふたたび売り崩しに来るでしょう。

また、金曜日のSQ値洗い時に、

瞬間的な異常値が発生する可能性がありますので、

そこで乗れそうであれば、またやります。

全て、前号(6号)、前前号(7号)のメルマガに書いたとおりです。

今日はSQ週の中日「魔の水曜日」です。

さて、何があるか。

いずれにせよ、以前から狙っていた6月第2週の波乱相場に、

私が安心、安全、堅実に勝利しつつあることは間違いないようです。

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