トランプ政権の「外交攻勢」と市場への影響。
先週の日経平均は自律反発。
特に新しい悪材料が出ずに、
自律反発する局面でしたが、
警戒する事項も多いために、
「気迷い」気味の上昇となりました。
今後、再上昇が続くことになったら、
「上値メド」はどのあたりなのか、
前号メルマガ（第565号：2月16日）で、
分析しているところでありますが、
順調に上値がとれる相場環境が、
いつまで維持されるのかは、
やはり予断を許さない状況です。
トランプ政権が外交攻勢に出て、
世界秩序が再構成されそうな、
政策転換を示しつつあります。
欧州、中東、ロシア、中国と、
それぞれに衝撃が走っており、
着地点がどうなっていくのか、
まだまだ見通せない状況ですが、
「関税」を武器にした外交が、
前面に出ていることなどもあり、
地政学的な諸情勢の変化自体が、
即座に市場にも影響してくるという、
センシティブな局面でもあります。
いずれにせよ情勢の推移には、
敏感にアンテナを張る必要があり、
緊張感が必要な局面であります。
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