再上昇への「期待」と燻り続ける「不安」。
昨日の日経平均は下落。
年末時点の株価が高かったぶん、
年初から調整する動きとなって、
やや大きな下落が発生しました。
前号メルマガ（第559号：1月5日）で、
内外に燻っている不安要素について、
言及しているところでありますが、
これより上の株価位置に行くのを、
躊躇する心理も働いたといえます。
もっとも、何か決定的な形で、
悪材料が破裂したわけでもなく、
株価が再上昇に転じる可能性も、
まだ残されている状況であります。
ちょうど上値メド付近における、
心理的な攻防でもありますので、
やはり今後の情勢推移の如何で、
方向性が決まると思われます。
ただ、そうした点からいえば、
主に与野党の離合集散をめぐり、
国内政局がどう展開するのかや、
トランプ新政権が就任早々に、
何を打ち出してくるのかなどが、
非常に気になるということも、
前号メルマガに書いた通りです。
能天気な上昇を許容するような、
安定的な相場環境が続くかどうか、
ひとまずは見極めたい局面であり、
ひとたび材料が表面化したならば、
適宜適切に動きたいところであります。
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