「不透明」時代の相場展開。
謹んで新年をお祝い申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて。
大納会の日経平均は少し失速。
4万円台はキープできないままに、
年を越すこととなっていますが、
株価位置としては非常に高く、
歴史的な年越しとなりました。
これをもたらした「株高」圧力に、
前号メルマガ(第559号:1月5日)で、
詳しく言及しているところですが、
日米の新政権への期待が持続して、
政策主導での「株高」となっており、
新年もその傾向は持続しそうです。
もっとも。
前号であわせて述べている通り、
国内的な政策要因についても、
米国新政権の貿易政策についても、
また各地の地政学リスクについても、
「不透明」さが満ち溢れています。
年末年始は比較的、静かでしたが、
どの瞬間に悪材料が破裂するのか、
予断を許さないのも確かであり、
これが株価の上昇を減速させかねず、
ひとたび混乱が始まったならば、
なまじ株価位置が高いぶんだけ、
下落幅も大きくなりかねません。
そうした形の緊張感を孕みつつ、
相場が展開していきそうですので、
そのつもりでの注意が必要であります。
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