相場環境に「暗転」の恐れ。
昨日の日経平均は続落。
ちょっと雲行きが変わって、
相場環境が変化しつつあります。
政策主導の上昇要因については、
前号メルマガ（第556号：12月15日）で、
詳しく点検していますが、
合わせて政治状況の推移次第で、
不意に上昇圧力が削がれてしまい、
相場展開が「暗転」する懸念も、
指摘しているところであります。
やはり懸念してきたとおりに、
「減税」政策をめぐる協議について、
「自公国」の三党が決裂含みとなり、
先行きに暗雲が漂ってきています。
また、何より大きな影響があるのは、
米国の金融政策の全体的な方向性が、
やや「タカ派」的に変化しており、
市場トレンドが巻き返す恐れが、
俄かに浮上してきたことであります。
政策主導で上昇が続くときには、
そのもととなる政策が変化すれば、
反転するのは必至でもあるために、
このまま政策が転換していくかを、
見極めていく必要がありましょう。
次号メルマガ（第557号：12月22日）は、
こうした新たな要素を踏まえながら、
年末年始以降の株価シナリオを、
あらためて分析する予定です。
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