米国の情勢好転と注意すべき「落とし穴」。
昨日の日経平均は大幅に続伸。
米国の「利上げ停止」がほぼ確定し、
上昇圧力が継続している上に、
米国議会が困難と思われていた、
「つなぎ予算」を急遽、成立させ、
新たに安心材料を提供しました。
「稼ぐ力」も増大しているために、
株価位置はまだまだ低いですが、
それゆえに上値をとる余地も、
まだまだ大きくあるということを、
前号メルマガ(第499号:11月12日)で、
指摘しているところであります。
後はここから先の上昇に際して、
どのあたりに「落とし穴」が待ち、
失速する恐れがあるかだといえます。
ひとまず米国の状況が好転したのは、
市場にとって歓迎される話ですが、
新たな「つなぎ予算」それ自体も、
いくつか問題を孕んでいます。
さらに中東、欧州、中国といった、
以前から燻っている諸問題は、
まだ解決されたわけではなく、
常に予断を許さぬ状況であります。
日本の政界を含めて諸情勢が、
まだまだ流動的な状況であり、
警戒が解けないことをふまえて、
次号メルマガ(第500号:11月19日)で、
今後の株価シナリオを展望する予定です。
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