「秋の攻防」第2ラウンドとその注目点。
先週の日経平均は連続下落。
ぴったり「上値メド」で反落して、
そのままずるずると大幅下落しました。
この株価位置からの反落というのは、
これまでも百発百中でありましたが、
今回は海外で相場環境の悪化なども、
下げの勢いを強めたということを、
前号メルマガ（第492号：9月24日）で、
指摘しているところであります。
米国、中国、ロシアという大国が、
市場を揺さぶる火種を抱えており、
下げ圧力がかかり易い状況ですが、
しかしこれに対抗して押し返す、
政府主導の「玉」などの効果も、
少なからず期待されるところです。
海外の不安と政府の「玉」の、
どちらの効果が勝るかの点が、
「秋の攻防」の焦点でありますが、
「10月相場」を間近に控えて、
その第2ラウンドが始まります。
あえて「解散風」を吹かせて、
求心力の維持を図る政権側が、
どのような「玉」を出すかは、
株式市場にとっても焦点ですが、
前号メルマガで指摘している通り、
これもまた政治的な駆け引きで、
大枠が決まっていきますので、
よくよく注視する必要があります。
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