下げ止まりからの反発のその後の展望。
昨日の日経平均は続伸。
下げ止まりからの反発が継続し、
「弱気」度合いが緩和しました。
大きな下落が起きた後に、
ある程度、買い戻されるのは、
いつものことでありますが、
これが継続した戻り局面へと、
つながるかどうかの点を、
見極めたいところであります。
ただ、昨夜はまた米国において、
銀行の健全性に疑問が膨らみ、
米国株が下げてしまっており、
前号メルマガ(第487号:8月20日)で、
指摘した金融セクターの不安が、
去ってないことを示しています。
炎上し始めた中国経済の不安や、
ロシア情勢にまつわる懸念など、
いくつも危機が渦巻いている中、
再び「弱気」を脱していくのか、
あるいは下に走る事態になるか、
よく見極めて戦略を立て、
秋以降に備えたい局面です。
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