先週の日経平均は波乱の展開。

週明けから急上昇となって、

「強気」の度を高めるなか、

米国債の「格下げ」という、

不意打ちの悪材料が出現して、

一気に値を消してしまいました。

世界的にも混乱が広がるなか、

日経平均は様子見の株価位置で、

週を越すこととなっています。

米国債のこの「格下げ」の件は、

ショック安を引き起こしましたが、

混乱はさほど長期化しないと、

楽観的な予測も多いです。

しかし、何を意味するのかは、

非常に重要な点でありますので、

前号メルマガ(第485号:8月6日)で、

詳しく分析しているところです。

日本市場に買いが集まって、

歴史的な急騰をした今年前半と、

夏以降の相場をめぐる環境は、

大きく様相を変えつつあります。

国債をめぐる不安だけでなく、

米欧の金融セクター全体や、

中国の経済・政治の不安定、

ロシアの次の戦略手段など、

注意すべき点は多いですので、

そのつもりで気を引き締めて、

相場に臨んでいきたいところです。

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