「例の株価位置」からの上値追いについて。
昨日の日経平均は大幅に上昇。
久々の好サプライズを受けて、
久々に大きな値幅で上げました。
物価上昇の勢いが落ち着いてきて、
「利上げ」の加速もないのなら、
過度に売り込んでいた人々は、
いったんポジション整理するため、
久々に「弱気」の水準を脱して、
前号メルマガ(第430号:7月17日)で、
意識される水準として指摘していた、
例の株価位置も上回っています。
ただ、上昇のスピードが速すぎて、
上値を追う動きが続くかどうかは、
いったん見極める必要もあります。
例の株価位置は上値をとる上でも、
意識される目安かと思われますが、
物価上昇の速度が鈍くなっても、
世界経済の不安は消えておらず、
ウクライナでの戦争の推移や、
長期金利や為替の動向なども、
長期的な観点から考える必要があります。
こうしたことを勘案した上で、
次号メルマガ(第431号:7月24日)で、
今年後半の世界経済の動向を踏まえ、
今後の株価の展望を分析する予定です。
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