露軍の配置転換と日本の「円安」対策。
昨日の日経平均は反落。
配当落ちの日でありますので、
下落は止むを得ないわけであり、
そこを速やかに埋めてくるかが、
ひとつの焦点ではありますが、
好悪の材料が入り混じります。
露軍が攻撃を縮小するといい、
首都キーウから後退したのは、
一応、事実であるとしても、
攻撃が止まったわけではなく、
おそらくは今後、別の作戦で、
より激しい攻勢をかけるための、
配置転換という見方が大勢です。
畢竟、「停戦協議」の方は、
ほとんど進展がみられずに、
戦闘の激烈化、長期化を、
警戒する声が高まっています。
一方、日本政府と日銀が、
「意見交換」をしたことで、
為替や物価高などについて、
何かの施策が打たれるか、
身構える動きも広がりました。
「1ドル125円」の黒田ラインに、
いったんタッチしたこともあり、
今後は逆に超スピードをもって、
「円高」に巻き戻されていますが、
このあたりの為替水準ならば、
「円高=株安」の方程式通りに、
株式市場は反応しているようです。
明日から新年度になりますが、
市場参加者が何を判断材料にして、
売買の態度を決めていくのかが、
よりクリアになってきていますので、
次号メルマガ(第415号:4月3日)で、
それらを整理して把握した上で、
今後の株価展望を分析する予定です。
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