「2月相場」と「2番底」について。
昨日の日経平均も続伸。
大暴落の後のリバウンドで、
連日の買い戻しが続いており、
2万7千円を回復した後も、
引き続き買われています。
もっとも、前場のうちには、
戻り売りに押されてしまい、
だいぶ上昇した分の値を消し、
上げ幅が小さくなっています。
特段の新しい悪材料が出ず、
米国の経済指標は良好であるなど、
即座に売りを誘発するような、
悪い地合いではないはずですが、
前号メルマガ(第406号:1月30日)で、
ひとつひとつ点検した諸情勢が、
いずれも解決には至っておらず、
次にどう破裂していくかの点を、
警戒する声もまだ根強くあります。
ある程度のリバウンドというのは、
常に発生するものでありますが、
上値が重くなってきたときや、
情勢がまた急変した際などには、
買い戻しの動きはまた逆転して、
「2番底」を目指すものですので、
引き続き情勢がどう推移するか、
油断せずに見極めたいところです。
米国の金融政策の方向性などに、
また新たな観測も浮上しており、
状況は刻一刻と変化していますので、
次号メルマガ(第407号:2月6日)で、
「2月相場」の展望を分析する予定です。
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