「解散・総選挙」の株価対策と日経平均の展望。
昨日の日経平均は続伸。
一時は500円超の上昇を記録し、
2万8千円台半ばまで戻しました。
前号メルマガ（第390号：10月10日）で、
「居心地のいい水準」を確認しましたが、
このあたりまでの戻りはあり得るのは、
読者の皆様もご確認のことと思います。
問題はここからさらに上昇する力が、
どこから湧いてくるかという点です。
ようやくのことで岸田政権が、
株価の下落にも憂慮を示して、
方針を微修正してきたことにより、
昨日の急上昇を招いたわけですが、
「選挙対策」の具体的な「玉」を、
何か出す、あるいは、出せるのか、
株式市場は注目しているところです。
中国でも米国でも不安が燻るなか、
すでに高値圏にある日経平均が、
さらに上値を目指すことになるのか、
あるいはこの株価位置を限界点に、
再び失速することになるのかという、
そうした分岐点に差し掛かった状況で、
いよいよ今週、衆議院が解散されて、
総選挙へと突入していくわけです。
日米中それぞれにおける相場環境が、
ドラスチックに変化していきますが、
いずれも政治主導という要素が濃く、
不意に動く可能性がありますので、
神経を張り巡らせておきたい局面です。
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