菅政権の決断と「5月相場」の展望。
連休中の相場は全体的に様子見。
欧米市場で突如、株価が下げる、
「フラッシュクラッシュ」が発生し、
一時的にひやりとしましたが、
具体的な悪材料は特になかったため、
速やかに株価は回復されています。
日経平均もこの流れを受けて、
連休前とほぼ同じ水準である、
「2万9千円の攻防」のあたりで、
連休後の相場がスタートしそうです。
米国経済の着実な回復ぶりと、
バイデン政権の「玉」への期待で、
米国株はまだまだ好調を維持し、
これが日本市場を支えるための、
上昇圧力を供給している状況ですが、
「5月相場」は相場環境が変化して、
相場のトレンドが変わる恐れもあり、
ちょっと注意を要するのは確かです。
前号メルマガ（第367号：5月5日）で、
新型コロナの変異株の急速な拡大等、
気になる点を分析していますが、
政治、経済のあらゆる分野において、
特に日本にとって影響が大きいため、
政府がどう対処していくかの点に、
大いに注目が集まる週となります。
「5月危機」をどう回避していくか、
菅政権の決定と決断を受けて、
次号メルマガ（第368号：5月9日）で、
「5月相場」の展望を分析しますが、
いずれにせよ臨機応変、適宜適切に、
投資家も対処する備えは必要です。
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