オモテで動き出す日米の政治情勢と今後の株価展望。
昨日の日経平均は小幅に続伸。
あれほどの急騰の後ですので、
さすがに勢いは止みましたが、
利確の売りを吸収する形で、
大台を上回って引けています。
実体経済が非常に悪くても、
日米はじめ主要各国の政府が、
経済対策を打つことについて、
むしろ期待が高まるという、
パラドックスが生じているため、
感染状況や経済指標の悪化が、
むしろ株高を招いてしまうという、
奇妙な現象がまだまだ続いています。
無論、いずれ「潮目」は変わります。
前号メルマガ(第351号:1月10日)で、
日本と米国の政治日程を見渡した時、
いくつかヤマ場が考えられることを、
その理由とともに指摘していますが、
来週には日本では通常国会が始まり、
米国では「バイデン政権」が発足します。
菅政権は八方塞がりの状況に近く、
通常国会をどう越えていけるのか、
与党の人々も頭を痛めています。
また「バイデン政権」の経済政策は、
実際にまだ全容がみえておらず、
特に党内のパワーバランス次第で、
株高政策が失速しかねないことは、
これまでのメルマガで述べています。
激動、激動が続くの日米の政治が、
いよいよオモテで動き出しますので、
次号メルマガ(第352号:1月17日)で、
具体的にどこを注意すべきなのかなど、
最新情報を踏まえて分析する予定です。
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