「2万2千円の攻防」の展望と「下ブレ」リスク。
昨日の日経平均は反発。
米国が中国企業の投資規制を否定したことで、
「米中協議」への悲観論が後退したために、
日本市場も素直に反応して上昇に転じました。
一応、まだ「2万2千円の攻防」が継続中です。
ただ、昨日は消費増税が実施されたり、
景況感が悪化したりという材料もあり、
日本経済の先行きが楽観されたのではなく、
あくまで海外要因への条件反射によって、
自動的に買い戻されたに過ぎないことは、
よく理解しておいたほうが良さそうです。
実際、世界情勢も主要国の国内事情も、
安定化とは逆の方向を向いており、
景気後退の懸念に脅かされています。
米国はまた景況指数が悪化しており、
昨夜の米国株は大きく下げています。
「ウクライナ・ゲート」をめぐる「弾劾調査」は、
トランプ氏個人だけでなく政権内の主要閣僚に、
大きく広がりを見せつつあるところであり、
政局的な不安も相場に影響しています。
また、英国政府はEUからの離脱期限について、
「延長を求めない」方針で動いているようで、
危機の「先送り」に黄信号が灯っています。
さらに昨日の中国の建国70周年記念日に、
香港でついに流血の惨事に至ったことも、
市場の空気を暗くする一要素といえます。
香港それ自体の情勢も深刻ですが、
他の主要国がどう介入してくるか、
大陸側にどう影響していくかによって、
「大乱」の懸念も燻ってきますので、
投資家としても要注意かと思われます。
これらの不安要因を勘案する限り、
「2万2千円の攻防」はかなり苦しくなり、
むしろ再び「下ブレ」リスクに備える必要も、
出てくる可能性があろうかと思われますので、
次号メルマガ(第285号:10月6日)のなかで、
最新情報を盛り込み、詳細に分析する予定です。
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