再び、「年内、最高値の再更新」の可能性について。
(午前1時半の更新です。少し短めに)
昨日の日経平均は続落。
米国市場からの「追い風」が止んだ上に、
北朝鮮情勢の「不安」が「重石」となり、
日経平均にも下げ圧力がかかりました。
ただ、22500円ラインは死守しています。
下げると日銀のETF買いが発動されますし、
日本企業の「基礎体力」はやはり強いため、
来年に向けての「先高感」も継続しています。
突発的事情による「冷や水」も警戒され、
近いうちの波乱発生も否定できない状況ですが、
安倍政権も強力な「巻き返し」をしており、
日本経済、日本企業は「底力」を示しています。
(政権側の「巻き返し」については、
次号メルマガ(第190号:12月10日)で触れます)
いずれにせよ昨日の値動きを見る限り、
メジャーSQ週の火曜の下落幅がこの程度なら、
むしろ日経平均の「底堅さ」が意識され、
まだまだ先々の希望は消えていないといえます。
前号メルマガ(第189号:12月3日)で指摘した通り、
今週のメジャーSQ、来週のFOMCと続きますが、
一連の「不安」がいずれも「危機」として破裂せず、
内外の状況が「波風穏やか」であり続けるならば、
年内に最高値を最更新する可能性はまだあります。
もっとも。
先ほど、長野県の地震で東京も不気味に揺れ、
ちょっと怖い思いをしたばかりですが、
まったくもって何があるかわからない時代です。
具体的なエントリー戦略については、
毎号のメルマガのなかで述べていますが、
いずれにせよ、「可能性」と「不確実性」を勘案し、
「最悪の事態」になっても破産しない備えをして、
その都度、最適な戦略を練っていくしかありません。
(「最適な戦略」が「休むも相場」のこともあります)
特に、今日は「メジャーSQ週の中日」ですので、
どんな「想定外」が発生しても慌てず、
冷静に相場の方向性を見極めたいものです。
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