もしも緩和があったなら
5%くらいの確率ではありますが、
明日、追加緩和がある可能性はまだ残っています。
かねてより私は、
「(連休明け)ワンテンポ遅れて売り込まれる」というシナリオが、
最も蓋然性が高いとみて、そこで待ち伏せするつもりでいましたが、
明日、本格的な追加緩和があれば、スケジュールが狂います。
いずれにせよ、明日の時点では「異常値」でのポジション取りではないので、
この夏の「基盤的国策銘柄」出動は見送りになります。
「儲け損ない」になりますが、
まあ、次は天井(異常値)で売り待ちすればいいので、
別に気にはしません。
ただ、どうしても上昇(追加緩和相場)に乗りたい方は、
メルマガで配信している「基盤的国策銘柄」リストの、
「上から7つめまでの銘柄」なら、それなりに利益が出るとは思います。
(メルマガご登録者には、その月のバックナンバーがまとめて届きます)
金融緩和への感応性が極めて高いうえ、
直近の相場で、かなり売り込まれてきた銘柄がほとんどです。
緩和決定の瞬間に買うか、
夕方の記者会見をみて明日の寄り付きで買っても、
まず、損をすることはないでしょう。
なにしろ、5月21日の時点で追加緩和になれば、
「追加緩和」⇒「GPIF」(6月)⇒「成長戦略」(6月)の「あわせ技」で、
7~8月まで「熱い相場」が続き、
夏の間に昨年末の高値を超えてくる可能性は極めて高いからです。
ただ、その場合は天井で待ち伏せるヘッジファンドの売り崩しに
政府として対抗する術がほとんど残りませんので、
本当にやるかどうかは疑問ではありますが。
(それゆえ、私は明日は「緩和温存」が第一シナリオだと思います)
いずれにせよ、日経平均にはまだまだ下値余地があり、
「底値」を確認しての買い出動ではありませんので、
私自身は現物買いはやりません。
ただ、決定会合の内容や、黒田総裁の会見内容をみて、
突発的な値動きをするようであれば、
上であれ、下であれ、「ショック対応」で、
日経平均先物で出動をすることは考えております。
メルマガの前号(第4号:5月18日)で公開した、あの手法です。
市場全体のモメンタムにのっかり、
事態発生後の短期調整からくる「短期的な異常値」をとらえれば、
ある程度の値幅を、安心、安全、確実にとることは可能です。
明日の決定会合はおそらく「現状維持」となり、
日経平均はその後、
支えを失うように「14000円軸」の下側に落ち込む可能性が高いと思いますが、
逆に皆がそう思っているからこそ、
わずかなハプニングを材料にして、
その真逆のことを仕掛けられる可能性はあります。
皆の予想を覆したときにこそ、ヘッジファンドは大儲けできるからです。
だからこそ、「明日は多分、暴落だろう」といった「予測」に基づいて、
この水準から売りを仕掛けるような危険なことはなさらないよう。
いずれにせよ、何が起きるかわからないときは、
「わからない」ことを素直に認め、
臨機応変の対応を心がけることが大切だと思います。
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