市場が警戒する「超ド級の悪材料」とは。
先週の日経平均は買い戻しにより、
いったん大きく値を戻しました。
「英国危機」がひとまず回避され、
一時的に「底」が抜けた状態から、
一気に買い戻しが集中したために、
例の株価位置を回復した様子を、
前号メルマガ(第442号:10月9日)で、
詳しく検証しているところです。
しかしながら例の株価位置あたりで、
上昇が頭打ちになってしまっており、
新たな悪材料が炎上することを、
警戒するモードは消えていません。
実際、英国の危機が回避されたのか、
まだ確定されたわけではありません。
また、先週末の米国雇用統計は、
「引き締め」の加速を正当化し、
ようやく値を戻した株式市場に、
冷や水を浴びせる内容でした。
前号メルマガではこの他にも、
市場が警戒せざるを得ない、
超ド級の悪材料の懸念について、
詳しく分析しているところですが、
買い戻しから能天気な上値追いには、
どうもなりそうもないという状況で、
連休明けの火曜日を迎えています。
売買いずれの戦略を立てるにせよ、
相場環境がどのように変化しており、
株価位置がどのあたりにあるかを、
必ず把握する必要がありますので、
10月相場もやはり気を抜けません。
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