先行きに「希望」はあるのか。
昨日の日経平均は反発。
ただ、いったん大きく反発し、
その後また値を消すといった、
乱高下の様子も示しており、
市場参加者が自信を持って、
買いに転じたわけでないことは、
値動きの様子からもみられます。
ひとつの救いといえるのは、
懸念される米中の「金融戦争」が、
急激に進行する事態にはならず、
比較的、平穏を保っていることです。
前号メルマガ（第573号：4月13日）で、
「貿易戦争」や「金融戦争」などが、
最後の何をもたらすことになるか、
分析しているところでありますが、
「最悪のシナリオ」を回避すべく、
正常な判断がなされるのならば、
ある程度の希望はみえてきます。
トランプ政権に「関税」政策を、
見直す動きが出ていることや、
日米はじめ個別交渉の進展も、
ひとつの希望といえますので、
それらがどう推移するのかを、
見極めていく必要もあります。
いずれにせよ世界の経済史の、
転機になり得る状況が続いており、
先行きが不透明であることは、
間違いのないことでありますので、
引き続きそのつもりでの対処が、
求められる相場環境であります。
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