トランプ大統領は「景気後退」を容認するのか。
昨日の日経平均は反発。
ただし大きな下落の後であれば、
もう少し大きな自律反発なども、
発生しておかしくないはずですが、
上昇の幅はかなり限られており、
株価位置はさらに下げています。
昨夜はトランプ大統領の発言に、
景気後退も除外しないという、
衝撃的な内容があったことで、
米国市場に激震が走りました。
トランプ政権の「関税」砲などが、
米国の景気を危うくしかねないのは、
前号メルマガ(第568号:3月9日)等で、
指摘しているところでありますが、
そうしたリスクを容認してでも、
一連のことをやっているのであれば、
景気の見通しはうんと悪くなります。
「経済重視」「株価重視」であると、
誰もが思っていたトランプ政権が、
景気後退すらも織り込んだ上で、
「貿易戦争」を仕掛けるということを、
市場が理解して織り込むのならば、
高値圏に再上昇することなどは、
ちょっと難しくなるのは確かです。
本日以降の日経平均にとっても、
大きな負荷をかける話であるために、
一定の注意が必要であるといえます。
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