「3月相場」も「政策主導」。
昨日の日経平均は反発。
先週末の大幅な下落の反動で、
大きめの自律反発を記録しました。
しかしながら。
トランプ政権の「関税」砲が、
まだまだ市場を攪乱しそうです。
カナダ・メキシコへの「関税」を、
予定通り4日に発動すると明言し、
米国市場にも激震が走りました。
また、為替の水準を問題視して、
日本に対する発動も示唆するなど、
脅しや交渉手段としての「関税」を、
無制限に多発させつつあります。
トランプ政権が攪乱要因となって、
世界経済を縮小させる構図について、
前号メルマガ（第567号：3月2日）で、
詳述しているところでありますが、
いずれも「株高要因」とはほど遠く、
日経平均の先行きにとっては、
悲観材料となるのは確かであります。
また、国内では本予算等の成立が、
ほぼ確定しつつあるところですが、
「減税」を期待していた人々には、
失望をもたらす内容になりそうで、
こちらが相場に与える影響もまた、
非常に気になるところであります。
やはりこの「3月相場」においても、
「政策主導」の展開が続きそうで、
米国及び日本の政権の動向が、
決定的に重要であるということは、
間違いのないところでありますので、
そのつもりで注視したい局面です。
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